「Scrum Guideにはこう書いているし、よくブログではこういう事例を見かけるんだけど、とはいえ…」と困ってしまったり、チームで対話しても決めれない場面はありませんか?
たとえば、スプリントレビューでは"利用者にデモをする!"というのが定石です。
「うちはtoBやし利用者に見てもらうのって○○やから難しいよね」「そういうのを聞くと全部やらないといけなくなるしなぁ」などの"とはいえ"があります。
たとえば、Scrumでは専任のスクラムマスターがいるのが望ましいです。
「うちは忙しいし専任は難しいなぁ」「みんなコードを書きたいしなぁ」などの”とはいえ”をよく聞きます。
そういう"とはいえ"に経験豊かなアジャイルコーチが自分の経験や考え方をざっくばらんに話していきます。参加者のみなさんはラジオ感覚で聞いてもらっていてもいいですし、みなさんの”とはいえ”を教えていただいてもかまいません。
こういう会話をヒントに「教科書的にはこうやねんけど、できていないから…」と足が止まらず、自分たちのアジャイルの道を歩んでいくことができます。
スプリントレビュー
スプリントレビューの目的は、スプリントの成果を検査し、今後の適応を決定することである。
スクラムチームは、主要なステークホルダーに作業の結果を提示し、プロダクトゴールに対す
る進捗について話し合う。スプリントレビューにおいて、スクラムチームとステークホルダーは、スプリントで何が達成され、自分たちの環境で何が変化したかについてレビューする。この情報に基づいて、参加者は次にやるべきことに協力して取り組む。新たな機会に見合うようにプロダクトバックログを調整することもある。スプリントレビューはワーキングセッションであり、スクラムチームはスプリントレビューをプレゼンテーションだけに限定しないようにする。
スプリントレビューは、スプリントの最後から 2 番目のイベントであり、スプリントが 1 か月の場合、タイムボックスは最大 4 時間である。スプリントの期間が短ければ、スプリントレビューの時間も短くすることが多い。
とScrum Guideにはこう書かれています。第1回目はこのスプリントレビューの”とはいえ"を扱います。
*こんな方はぜひお越しください*
1回目:スプリントレビュー
2回目:スプリントプランニング
3回目:レトロスペクティブ
4回目:デイリースクラム
5回目:スプリント
…
X回目:ステークホルダーとのコミュニケーション
Y回目:チームづくり
<プロフィール>
株式会社レッドジャーニー
CSP-SM(認定プロフェッショナルスクラムマスター)・CSPO(認定プロダクトオーナー)
様々な規模のSIerや事業会社でのアジャイル開発に取り組み、今に至る。現在まで主に事業会社を中心に40の組織、80のチームの支援をしてきた。
「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を口癖に、チームや組織が自分たちで"今よりいい感じになっていく"ように支援している。
※発表資料 「いい感じのチーム」へのジャーニー、チームの状況に合ったいろいろなタイプのスクラムマスターの見つけ方、アジャイルコーチが見てきた組織の壁とその越え方、など多数。
<プロフィール>
株式会社レッドジャーニー 取締役COO
プログラマー、プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、アプリケーション開発、ミドルエンジン開発、エンジニアリング部門長など様々な現場を経て、全社組織のカイゼンやエバンジェリストとして活躍。現在はDX支援、アジャイル推進支援、CoE支援、アジャイルコーチ、カイゼンファシリテーター、ワークショップ等で組織開発に従事。勉強会コミュニティ運営、イベント講演も多数あり。
Codezine Academy ScrumBootCamp Premium、機能するチームを作るためのカイゼン・ジャーニー、今からはじめるDX時代のアジャイル超入門 講師
CSP(認定スクラムプロフェッショナル)、CSM(認定スクラムマスター)、CSPO(認定プロダクトオーナー)
著書「カイゼン・ジャーニー」、「ここはウォーターフォール市、アジャイル町」、「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」、「WEB+DB PRESS Vol.111 見える化大作戦特集」
※今後のイベントのご案内先が変わります! 以降のイベントは こちら にてご案内いたします。 レッドジャーニーが主催するイベントのためのコミュニティです。 https://redjourney.jp/
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