2020年、国も、大企業も、地方企業も、DXの旗印のもと、各組織さまざまな取り組みを進めてきました。
DXを進めるのは、人です。その立場や所属によって考え方、大事にすることがばらばらでうまくまとまらず、どことなく「やりづらさ」を感じている人も少なくないのではないでしょうか。
DXという旗印は、これまでの環境を変えていくための実行の機運です。では、実際に進めるために必要なこととはなんでしょうか。行動を支える最小限の共通言語のように思います。
という考えを踏まえて、これまでの経験から、DXを推進するうえで、備えたい原理原則 Red Code を言語化しました。
これら6つの原理原則のうち、2つずつとりあげ、学びを深めていきたいと思います(全3回)。
第2回目の今回は、「仮説検証による学びの最適化」「エクスペリエンス・ファースト」の2つについてお話しします。
初回でご好評でした学びを深めるパートとして、前回同様各テーマのポイントをお伝えしたのちにQ&A形式で参加者と意見交換したいと考えております。
株式会社レッドジャーニー 代表
政府CIO補佐官
DevLOVE オーガナイザー
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。訳書に「リーン開発の現場」がある。著書に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」がある。
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