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リモートワーク、本当にうまく行っていますか?「見えない課題を見えるようにするピアコーチング」

2020-10-20(火)20:00 - 21:00 JST

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リモートワーク、本当にうまく行っていますか?

コロナ禍以降、リモートワークを積極採用されている職場が増えてきています。「思ったよりもできる!」と感じながら、日々業務を過ごしている方は多いのではないでしょうか。

一方で、リアルとリモートのコミュニケーション方法は、現実的には大きく違います。気が付かないうちに関係性が希薄になり、誤解やすれ違いが表面化することがあります。そういう問題ほど「もうどうしようもない!」というくらいに大きくならないと表面化しないことも多く、厄介です。

関係性の課題を解決するために、1on1をやっている現場も多いのではないでしょうか。とはいえ、1on1もそう簡単ではなく、ただ話しているだけだと何も生まれません。そこに目的とやり方が必要です。

そこで、 「ピアコーチング」 のスキルを組織として保有することをオススメします。上司部下の関係性だけでなく、現場のメンバー同士がコーチングしあえるようになれば、組織全体で見えない課題が浮き上がってくるようになります。

ピアコーチングといっても色々な概念がありますが、今回ご紹介するのは開発の現場でも取り入れやすいように「スクラム」のフレームワークを組み込み、仕組み化しました。
きちんと言語化をしてふりかえり、深堀りし、アクションをバックログ化する。これらのアウトプットを元に、フィードバックしながら普段話さないような潜在的な課題を言語化し、お互いの理解を深めていきます。

ピアコーチングの仕組み
ピアコーチングの仕組みとスキルを保有していることは、組織の競争優位性にも繋がります。こういった地道なフィードバックの過程を継続して実践することで、見えない課題が見えるようになり、組織力が強まっていくのです。

ピアコーチングを他の研修と組み合わせ、"学びを最大化"させる

一般的な研修やワークショップなどで学んだことが数週間後には薄れてしまうことを経験している人は多いのではないでしょうか。
ピアコーチングを研修と一緒に導入することで、受講者同士がコーチングし合うテーマを設定しやすくなります。そして、お互いが業務の実践の中でトライしあえているかを切磋琢磨しながら確認しあえる場に変えていけるのです。上司や教育部門からの確認ではなく、受講した同窓の仲間と確認しあえることが、より共感を生み、勇気づけられ、実践で活用しやすくなるわけです。

つまり、研修の学びを組織に定着させるためには、ピアコーチングと組み合わせることが効果的なのです。

レッドジャーニーでは様々な研修・ワークショップコンテンツを用意しています。
下記の例のようにピアコーチングを他の研修と組み合わせることで、受講者の問いかけ力を向上させ、研修の学びを最大化させましょう。

研修の例

1. リモートワークによって、目標達成が著しく低下したり、進捗管理やレビューのチーム運営スタイルが定まらない問題

【処方箋】チームマネジメント研修 + ピアコーチング
(構成要素:チームマネジメント、プロセスカイゼン、ピアコーチング)

【問題の原因と研修の特徴】
これまでやってきた対面によるコミュニケーションを前提としてチームマネジメントが、リモート環境によって希薄になっていることが要因でしょう。チームマネジメントをリモート用にアップデートさせ、プロセスやチーム運営スタイルを見直し、野心的な目標にフォーカスがあたるように、研修を通して組み直していきましょう。

2. リモート環境で業務が丸投げになってメンバーが抱え込みすぎてしまったりタスクが宙に浮いてしまう問題

【処方箋】リーダーシップ・フォロワーシップ研修 + ピアコーチング
(構成要素:リーダーシップ・フォロワーシップ、権限委譲、タスクマネジメント、ピアコーチング)

【問題の原因と研修の特徴】
慣れないリモート環境やビジネスの変化する状況において、メンバーとのMTG以外での接触頻度や関わり合いが変化したことが要因でしょう。リーダーシップやフォロワーシップの両軸や、権限委譲で期待をマネジメントしながらタスクを丁寧に分解していくことで活路が開けてきます。

3. リモートワーク環境での雑談が減ったことによるコミュニケーション不全やモチベーション低下問題

【処方箋】むきなおり研修 + ピアコーチング
(構成要素:目的合意、キャリアパス、モチベーション向上、ピアコーチング)

【問題の原因と研修の特徴】
これまでの対面でのコミュニケーション貯金・信頼貯金がそろそろなくなってきた頃でしょう。チームで目的に合意することからはじめ、各々のキャリアパスを見つめ直し、モチベーションの要素を把握しながら、自己認識を高めるパフォーマンス高いチームになることを目指します。

本イベントで概要を説明します

現場のリアルな課題、モヤモヤと言語化しにくい問題、初動の一歩が見えない問題などがあって当然です。
本イベントでは、REDアライアンスメンバーの安西さんをお迎えし、ピアコーチングの概要などをお話いただきます。その後の相談会の時間では、各社の課題や状況に沿った定着方法など、どう実施していくべきかのご相談に回答いたします。
この機会に是非ご相談ください。

本イベントの内容

  1. [講演] 見えない課題を見えるようにする「ピアコーチング」(安西さん)
  2. [紹介] 研修紹介やピアコーチング研修セットの紹介(新井さん)
  3. [相談会] リモートワークでの組織運営の相談やQ&A(市谷さん・安西さん・新井さん)

対象

・リモートワークの状況の中でチームマネジメントを推進する方々
・CoEやアジャイルチーム立ち上げや内製化チーム構築が喫緊の課題の方々
・リモートワークで自分のチームや部門が混乱している担当部署や担当者の方々
・リモートワークで育成を担当される方々
・研修やワークショップなどを検討されている担当の方々

主催

株式会社レッドジャーニー

話し手

安西 剛 ( @tsuyok )

<プロフィール>
REDアライアンスメンバー
アジャイル・スクラムによる新規サービス開発や100人規模の開発組織改革、人事部長として採用や人事制度構築、VPoEとして開発組織運営、マネージャー育成など、メーカー系大企業、ユーザ企業、上場ベンチャー、10人前後のベンチャーと、様々な規模の組織でサービス開発や開発組織づくりを経験した。
現在、それらの経験を活かしてチームの学び、エンジニアの学び、マネージャーの学びに向き合い、ドメイン駆動設計で学びのプロダクト開発をする傍ら、開発組織づくり支援やマネージャー育成コーチングを行っている。

市谷 聡啓 ( @papanda )

<プロフィール>
株式会社レッドジャーニー 代表
政府CIO補佐官
DevLOVE オーガナイザー
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、ギルドワークスを立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。訳書に「リーン開発の現場」がある。著書に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」がある。

新井 剛 ( @araratakeshi )

<プロフィール>
株式会社レッドジャーニー 取締役COO
株式会社ヴァル研究所 アジャイル・カイゼンアドバイザー
Javaコンポーネントのプロダクトマネージャー、緊急地震速報アプリケーション開発、駅すぱあとミドルエンジン開発などを経て、現在は組織をマネジメントしながら、アジャイルコーチ、カイゼンコーチ、ファシリテーター、ワークショップ等で組織開発・見える化・カイゼン・自働化文化を展開中。
Codezine Academy ScrumBootCamp Premium、機能するチームを作るためのカイゼン・ジャーニー、今からはじめるDX時代のアジャイル超入門 講師
CSP(認定スクラムプロフェッショナル)、CSM(認定スクラムマスター)、CSPO(認定プロダクトオーナー)
著書「カイゼン・ジャーニー」「WEB+DB PRESS Vol.111 見える化大作戦特集」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本

参考

執筆書籍

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

(Amazon紹介ページより)

「日本の現場」に寄り添った、アジャイル開発の実践!
現場のストーリーで、開発の神髄を学ぼう

【本書の特徴】
・現場のストーリーから、考え方とプラクティスを一緒に学べる
・1人でも始められる業務改善の手法から、チームマネジメントの手法まで解説
・日本の現場を前提にしているので、実践しやすい
・アジャイルをこれから始める人だけでなく、もっとうまく実践したい人にも最適

チーム・ジャーニー 逆境を越える、変化に強いチームをつくりあげるまで

(Amazon紹介ページより)

「ともに考え、ともにつくる」――スクラムやアジャイルを導入した現場で
直面する開発チーム・マネジメントの問題に立ち向かうすべ、
チームづくりの要点をストーリーで学ぼう!

【本書の特徴】
・現場のストーリーから、考え方とプラクティスを一緒に学べる
・単一チーム、複数チームなど、様々なチーム・マネジメントの問題を扱う
・日本の現場を前提にしているので、実践しやすい
・アジャイルをこれから始める人だけでなく、もっとうまく実践したい人にも最適

正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について

(Amazon紹介ページより)

従来のソフトウェア開発とは、「既に正解があり、記述された正解をそのまま形にする」というものづくりであり、いかに効率よく作るかという観点が主眼でした。そのため、正解の見えないなかで手探りで進んでいくことが必要となる不確実性の高い現代においては、うまく噛み合わない状況になっている開発現場も少なくありません。

本書では、共創を実現する具体的な⼿段としてのアジャイル開発を下敷きに、これからのソフトウェア開発/デジタルプロダクトづくりに、作り⼿(エンジニア、開発者、デザイナーなど)と、それを必要とする⼈(クライアント)がどのように臨むべきなのか、その考え方と行い方を具体的に提⽰する一冊です。

「正しいものを正しく作る(著者の掲げる理念)」とは、すなわち「正しくないものを作らない」戦略をとることであり、そのためには粘り強く「正しく作れているか?」と問いに置き換えながら探索的に作っていく必要があります。問いを立て、仮説を立て、チームととともに越境しながら前進していく。本書はそのための力強い手引きとなるでしょう。

いちばんやさしいアジャイル開発の教本 人気講師が教えるDXを支える開発手法

基本的な概念から実践手法まで丁寧に解説
アジャイル開発が必要とされる背景を知りたい人は第1章から、アジャイル開発を導入する理由を知りたい人は第2章、アジャイル開発の基本原則や具体的なプラクティス、実践するためのノウハウを知りたい人は第3章、第4章、……というように、自分の目的や課題ごとに読み進められる構成になっているのも本書の特徴です。

ソフトウェア開発の基本知識からしっかり解説
ソフトウェアを開発するための思考プロセスから丁寧に解説。アジャイル開発を理解するために知っておくべき「そもそも」の基本知識から身につきます。

非開発者にもわかりやすい
専門的な内容もできるだけ一般的な言葉、たとえを用いて図解しているので、開発者や技術者でなくてもスラスラ読めます。

コミュニティについて

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